MEXC

MEXCのレビュー

MEXCとは

MEXCは、シンガポールに登録されている2018年にスタートした取引所です。当初はMXCという名前でしたが、後の2021年6月8日にMEXCと改称されました。

Coinmarketcap.comによると、このレビューの最終更新日(2023年1月23日)では、この取引所の取引量はなんと14億7000万米ドルでした。この結果、MEXCはCoinmarketcap.comの24時間スポット取引量が最も多い世界の取引所リストで9位となりました。

しかし、MEXCではスポット取引だけでなく、先物取引も提供しており、さまざまなステーキングサービスを提供しています。この動画では、MEXCが自社のプラットフォームで先物取引を行う方法を説明しています。この4分20秒の動画では英語でその説明がなされています。

MEXCのステーキングサービス

MEXCは、いわゆるステーキングサービスを提供する暗号資産取引所の1つでもあります。かなりの種類の暗号資産のステーキングを提供しています。MEXCでステーキングできる暗号資産の一部(ETHWやDogechain-DCなど)は、他の取引所ではステーキングできないかもしれません。ステーキング期間を「Flexible Staking」に設定した場合、MEXCが提示するAPY(年間利回り)の推定値は、0.28%(BTC)から4.00%(TRX)の範囲です。

こちらからプラットフォームでステーキングができるようになります。

ステーキング、さまざまなステーキング・タイプ、最高のステーキングレートを得ることができる場所について詳しく知りたい場合は、Guide To Ethereum Stakingガイドをご覧ください。

MEXCアフィリエイトプログラム

MEXCでは、アフィリエイトプログラムも提供しています。あなたのリンクを紹介者と共有し、そのリンクを使ってサインアップしてもらうだけで、紹介者の取引から発生する手数料の50%を恒久的に受け取ることができます。それだけでなく、あなたの紹介者が得たアフィリエイト報酬の10％があなたに支払われます。

多くの取引所では、プラットフォーム上での紹介活動の最初の12ヶ月またはそれ以下の期間で、アフィリエイト手数料のみが許可されています。しかし、MEXCでは、恒久的にアフィリエイトコミッションが入ってきます。 

こちらから紹介を始めましょう。

サポートされている暗号資産は1500種類以上

MEXCでは、豊富な種類の取引ペアを有しています。珍しいアルトコインもたくさんサポートされています。もちろん、これも二面性があります。ポジティブな点として、サポートされている暗号資産がたくさんあることは、珍しい暗号資産を求めるアルトコイントレーダーもこのプラットフォームを利用することができ、その特定の取引ニーズをHuobiで満たすことができます。しかし逆に、これは詐欺コインの温床になりうるといえるかもしれません。サポートされている暗号資産の数が少ない取引所は、一般的に、より大手の暗号資産プロジェクトのみをサポートしています。これはすべて多数のデューデリジェンスプロセスの対象となり、その多くは、適切に審査が成されています。新たにリリースされるアルトコインは、同調査の対象にはなっていません。

モバイルサポート

MEXCは、iOSとAndroidの両方のモバイル版の取引プラットフォームをアプリケーションとして提供しています。モバイルアプリケーションはもちろん、外出先で取引したい、または単に取引をモニタリングしたい投資家にとって非常に役立ちます。

MEXCのトレーディングビュー

取引所によりトレーディングビューは異なります。一概にこれがベストなビューであるとは言えません。自分自身に最も合ったトレーディングビューを見極める必要があります。通常、ビューに共通しているのは、すべて注文書またはその一部、選択した暗号資産の価格チャートと注文履歴を表示するということです。また、通常は売買ボックスもあります。取引所を選定する前に、トレーディングビューを見て、それが自分に合っていると確認するようにしてください。以下は、スポット取引モードのMEXCでのトレーディングビューの画像です（2023年1月23日取得）。

MEXCの手数料

MEXCの取引手数料

注文するたびに、取引所では取引手数料が課されます。取引手数料は通常、取引注文の値のパーセンテージです。多くの取引所は、テイカーとメーカーの間で分かれています。テイカーは、オーダーブックから既存の注文をテイク（受ける）する人です。メーカーは、オーダーブックに注文を追加し、プラットフォームで流動性を作る人です。

MEXCのテイカー手数料は0.20%です。Cryptowisser.comの最新の実証的研究によると、スポット取引における業界平均のテイカー手数料は0.2294%、対応するメーカー手数料の平均は0.1854%でした。MEXCが提供する0.20%のテイカー手数料は、これを見る限り問題ないでしょう。

しかし、それだけではありません。もっとすごいのは、この取引所ではメーカーに対して手数料を請求しないため、取引所での流動性が促進されることです。MEXCのこのサービスは非常に強力であり、オーダーブックで注文を作るメーカーにとっては、とても便利です。

MEXCの出金手数料

取引所を決める前に考えておくべき、もう1つの手数料は、出金手数料です。出金手数料は、出金する通貨の金額関係なく固定されており、暗号資産によってさまざまです。

BTC出金の場合、この取引所は0.0003 BTCを課しています。これは業界平均を下回っています。こちらのレポートによると、世界のBTC出金手数料の業界平均は0.0004599BTCです。

入金方法と米国投資家

米国の投資家

残念ながら、米国の投資家はMEXCで取引することはできません。ただし、管轄地域は米国以外にも広がっています。以下のいずれかの管轄区域では、MEXCでの取引はできません（2023年1月23日時点）。

北朝鮮、キューバ、スーダン、シリア、イラン イエメン、ジンバブエ、ミャンマー、レバノン、リビア、 ボリビア、エクアドル、バングラデシュ、ソマリア、イラク、 コンゴ、中央アフリカ共和国、キルギス、ブルンジ、アフガニスタン、 マケドニア、エチオピア、ギニアビサウ、ギニア、リベリア、 トリニダード・トバゴ、ベネズエラ、セルビア、クリミア、中国本土、 シンガポール、インドネシア、米国、イタリア、カナダです。

入金方法

MEXCでは、口座開設が許可されている限り、さまざまな方法で暗号資産を購入できます。電信送金、デビットカードなど、さまざまな方法が選べます。これにより、MEXCは「入門レベルの取引所」の仲間入りをし、新規の暗号資産投資家が、暗号資産のスリリングな世界への一歩を踏み出すことができます。